5月12日、バンコク北部のショッピングセンター「セントラル・ラートプラオ店」にて、Covid-19ワクチン接種が開始されました。これは、タイ国内で病院以外の場所でワクチン接種が行われた初のケースとなります。

この接種会場は、バンコク都庁が運営しており、営業時間は午前8時半から午後5時までです。初日となった5月12日には、Mor Promアプリで事前登録をした約1,000人が接種を受けました。

病院外での接種開始は、タイにおけるワクチン接種プログラムの加速に大きく貢献すると期待されています。 従来の病院ベースの接種に加え、商業施設など利便性の高い場所で接種を受けられるようにすることで、より多くの人がワクチン接種にアクセスしやすくなるからです。

セントラル・ラートプラオ店以外にも、今後バンコク都内各地の商業施設でワクチン接種会場が設置される予定です。 具体的な場所や日程については、バンコク都庁の発表を待つ必要があります。

タイ政府は、今年中に70％の国民にワクチン接種を完了することを目標としています。 病院外での接種開始は、この目標達成に向けた重要な一歩となるでしょう。

以下、今回のワクチン接種開始に関する追加情報です。

接種対象者: 18歳以上で、タイ国民または外国人登録証を持つ人
予約方法: Mor Promアプリ
接種時間: 午前8時半～午後5時
接種会場: セントラル・ラートプラオ店（今後、バンコク都内各地の商業施設にも設置予定）
持ち物: パスポート、タイ国民IDカード、外国人登録証
注意事項: 予約なしでの接種は不可
ワクチン接種は、新型コロナウイルス感染症から身を守るための最も有効な手段の一つです。 タイ政府は、国民の健康と安全を守るために、今後もワクチン接種プログラムを積極的に推進していくとしています。