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民間病院でのコロナワクチン接種、3000バーツ以下に!

民間病院でのコロナワクチン接種、3000バーツ以下に!

月7日、民間病院協会は新型コロナウイルスワクチン接種に関する重要発表を行った。発表では、タイ国内の民間病院におけるワクチン接種価格は、保険料、諸費用、VATを含めても3000バーツ以下とすることで合意したことを明らかにした。

この措置は、市民の経済的負担を軽減し、広範囲での接種を可能にすることを目的とする。

背景には、民間病院協会による政府への依頼がある。依頼内容は、米国モデルナ社からワクチンを購入し、民間病院に供給することである。これにより、民間の医療機関もワクチン接種キャンペーンに積極的に参加することが期待される。

現在、民間病院協会はメンバー病院を通じてワクチン需要調査を行っている。調査結果は、政府へのワクチン購入依頼数量決定の基礎データとなる。

費用の内訳も公表されている。ワクチン購入原価は1200バーツ程度、保険料は50~100バーツ加算される見込みである。重篤な副反応発生時の保険金は、入院治療で10万バーツ、死亡で100万バーツ設定される。

接種開始時期は未定だが、対象となるのはタイ全国約400箇所の民間病院である。これらの病院は、国民の免疫獲得加速に重要な役割を担う。

この発表は、タイにおけるコロナ対策の新たな節目となる。民間病院と政府の協力によるワクチン接種キャンペーンは、国民全体の健康・安全確保とパンデミックからの早期回復を目指す。

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