タイ語翻訳料金
当社では、以下の要素に応じて、タイ語翻訳料金の見積もりを行なっています。
- 内容の難易度
- 翻訳納期(急ぎの翻訳の場合は、単価が高くなります)
- レイアウトの難易度(原稿がPDFファイル、または、PPTファイルの場合は、ワードフィルに訳出する際に手間がかかるため、単価が高くなります。エクセルファイルですと、中間程度の単価となります)
目安としましては、以下の料金表をご参考にして下さい。
原稿の内容 | 単価(日本語1文字) | 1ページ当たり料金 (原稿ごとに1ページ毎の大きく異なりますのが目安として記載します) |
社内文書などの一般的な文書 | 5円程度 | 2,000円から3,000円程度 |
法務関係(契約書、法律条文など) | 7円程度 | 2,500円から3,500円程度 |
会計関係(財務諸表、監査報告書など) | 7円程度 | 2,500円から3,500円程度 |
技術関係 (ISO関係など比較的難易度の低いもの) |
7円程度 | 2,500円から3,500円程度 |
技術関係 (工業規格など比較的難易度の高いもの) |
9円程度 | 3,500円から4,500円程度 |
その他の内容 | 個別にお問い合わせ下さい |
最終的な価格は見積もりをさせていただきますので、下記の見積もりフォームからお問い合わせをお願いいたします(タイ語翻訳の原稿を添付出来ます)。
タイ語翻訳業務に関するその他のページ
当サイト内の、タイ語翻訳に関するその他の内容は以下のリンクからご覧下さい。
当社のタイ語翻訳料金の設定に関して(翻訳業界のお金に関する裏話)
当社の翻訳料金の体系は、他のタイ語翻訳会社と比べてシンプルで、内容による料金の差も小さくなっています。他の会社ですと、もっと細かく分類されており、分類に応じて、料金に大きな差があります。これは、どうしてでしょうか?
タイ語に限らず、翻訳業界の裏側の話をしますと、実は、翻訳者が翻訳会社から受け取る報酬には、内容に応じて差がつかないことが多いのです。つまり、一般文書でも、法律文書でも翻訳者には登録時に指定したレートの報酬が支払われるのです。
そして、タイ語翻訳会社は、「登録翻訳者の中から、もっとも安い料金で登録している翻訳者に依頼する」という事になります。
このため、「顧客が払った高いレートは、翻訳会社の利益率の向上に貢献するのみ」という結果になるというのがタイ語翻訳業界の現状です。
しかし、当社は、この様な状態は問題があると考えています。理由は以下の通りです。
- タイ語翻訳者が労力に見合ったレートの報酬を受けていない
- 顧客に対して請求されるレートが、コストに見合っていない
この点に関して、当社では以下の様に考えています。
- 翻訳原稿の内容に応じて、要する翻訳の手間・労力の差は確かに存在します。そのため、翻訳者はその手間・労力の差に見合った報酬を受けるべきです。
- 一方、現状で翻訳会社が顧客に請求しているレートの差があまりに大きすぎます。
この様な理由から、当社では、ある程度の差は持ちつつ、シンプルな料金体系を設定しています。
タイ語翻訳業界の闇:翻訳知識・経験・能力のない会社が蔓延る現状
近年、タイと日本の関係が深まる中、タイ語翻訳の需要は急増しています。しかし、その需要に比例するように、翻訳会社の数も増加しており、翻訳の知識、経験、能力のない会社が参入し、翻訳者に丸投げで翻訳サービスを提供しているケースが散見されます。
問題点
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翻訳知識・経験・能力のない会社
翻訳会社は、本来、翻訳の専門知識を持ち、翻訳者とのパイプ役を担い、高品質な翻訳サービスを提供する存在です。しかし、近年参入してきた会社の中には、翻訳の知識や経験、能力が全くないところも少なくありません。
このような会社は、翻訳者への適切な指示や管理ができず、翻訳の質に大きく影響を与えます。
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翻訳者への丸投げ
翻訳知識・経験・能力のない会社は、翻訳の全てを翻訳者に丸投げしてしまいます。具体的には、以下のような問題が発生します。
- 翻訳者への適切な案件選定が行われない
- 翻訳者への必要な情報提供が不十分
- 翻訳者への校正・レビューが不十分
- 翻訳者への報酬が低い
これらの問題は、翻訳者のモチベーション低下、翻訳の質の低下につながります。
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翻訳者の能力評価の不足
翻訳知識・経験・能力のない会社は、翻訳者の能力を評価する能力も持ち合わせていません。そのため、能力の低い翻訳者に仕事を依頼してしまうケースも少なくありません。
これは、翻訳の質の低下、翻訳者全体の能力の低下につながります。
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タイ語翻訳業界全体の信頼失墜
翻訳知識・経験・能力のない会社が参入することで、タイ語翻訳業界全体の信頼が失墜する可能性があります。
翻訳は、企業の海外進出や個人旅行など、様々な場面で重要な役割を果たします。翻訳の質が低いと、企業イメージの低下やトラブルに発展する可能性もあります。
解決策
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翻訳会社選びの徹底
翻訳会社を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 翻訳の知識、経験、能力があるか
- 翻訳者への適切な指示・管理ができるか
- 翻訳者への報酬が適正か
- 翻訳の品質管理体制が確立しているか
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翻訳者への直接依頼
翻訳会社に依頼するのではなく、翻訳者に直接依頼する方法もあります。翻訳者を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 翻訳の経験や実績
- 専門分野
- 料金
- 納期
まとめ
翻訳は、文化や言語の壁を越えて、人々を繋ぐ重要な役割を果たします。翻訳知識・経験・能力のない会社が参入することで、翻訳の質が低下し、タイ語翻訳業界全体の信頼が失墜する可能性があります。
翻訳会社を選ぶ際には、上記のポイントを参考に、翻訳の知識、経験、能力がある会社を選ぶようにしましょう。タイ語翻訳は、今後ますます重要性を増していく分野です。翻訳業界全体で協力し、高品質な翻訳サービスを提供していくことが重要です.
タイ語翻訳に関するサイト
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一般社団法人 日本翻訳協会(JTA)
翻訳の専門家をサポートし、翻訳業界の質の向上を目指す活動を行っています。翻訳者の教育や資格認定、翻訳に関する情報の提供などを行っています。
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日本翻訳連盟
翻訳および通訳サービスの品質向上を目指し、業界の発展に貢献している団体です。研修会やセミナーの開催、翻訳業界に関する情報の提供などを行っています。