タイ政府は、7月1日以降にプーケットで実施される、緩和された隔離措置を利用してプーケットに滞在し、10日間の隔離期間を終えた外国人旅行者に対して、タイの他の地域に向かう航空券を無料で提供するプログラムを検討中で、現在、バンコク航空（サムイ島へのフライトを多く持つ航空会社）との話し合いを行っていると、ピパット観光相が明らかにした。

このプログラムの実施の理由として、同観光相は、「7月、8月は、アンダマン海に面しているプーケットは雨期なので、この時期に乾期のベストシーズンであるサムイ島に行ければ、外国人観光客にとって、魅力的だろう」と話した。

また、同観光相は、ホテル業者に対して、「10日間の隔離期間を終えた外国人旅行者に対して、特別プロモーションを提供する事を検討してほしい」とも呼びかけている。