¥ タイ政府保健省は、COVID-19感染リスクの高い地域における英国型変異種の感染拡大を抑えるために、バンコク都内の夜間歓楽施設の閉店を命じることを検討している。これは、トンロー地区（スクンビット・ソイ55）での感染者の中から英国型変異種の感染者が24名確認されたことを受けたものである。

保健省疾病管理局のオパート局長は、「複数の省庁が参加する第3波に対応するための会合でこの問題が議論される予定であり、対策を取らない場合、1日当たりの感染者数が1万人に達する可能性がある」と述べた。

英国型変異種は感染力が高く、これが夜間歓楽施設を通じて急速に広がることを防ぐため、特にトンロー地区のようなナイトライフが盛んな地域での対策が急務となっている。政府はこれに加えて、他の感染拡大防止措置も強化する方針である。感染者数が増加している状況を受け、保健省は市民に対してさらなる警戒を呼びかけている。

また、オパート局長は、英国型変異種の広がりを抑えるためには、迅速かつ厳格な対応が必要であると強調し、今後の対策について具体的な計画を発表する予定である。感染リスクの高い地域での検査体制の強化や、感染者の早期隔離も重要な対策として考慮されている。

政府は、これらの対策を通じて感染拡大を抑え込み、市民の健康と安全を守ることを目指している。

参考：
– [Bangkok and 40 Thai provinces to close entertainment venues during Songkran – TAT Newsroom](https://www.tatnews.org)
– [Nightlife venues ordered to close after midnight tonight, nationwide ban on serving alcohol – Thaiger](https://thethaiger.com)
– [CCSA extends nightlife curbs – Bangkok Post](https://www.bangkokpost.com)
– [How party fever in Bangkok’s decadent nightlife scene spawned Thailand’s 3rd wave – Thai PBS World](https://www.thaipbsworld.com)